- 2026年6月25日
YUICHI TOYAMA.(ユウイチトヤマ)とはどんなブランド?歴史・コンセプト・代表モデルを徹底解説【2026年版】
おしゃれな眼鏡を探していて、YUICHI TOYAMA. と……
「yellows plusというブランドが気になっているけれど、どんなブランドなのかよく分からない」と感じていませんか?セレクトショップで見かけても、名前だけでは何も分からないまま通り過ぎてしまう——そんな経験がある人は少なくないはずです。
yellows plus(イエローズプラス)は、福井県鯖江で生まれた国内独立系の眼鏡ブランドです。パリやニューヨークでも高い評価を受けています。しかしその知名度は「知る人ぞ知る」という言葉がぴったりの、静かで深いブランドです。
この記事では、yellows plusの誕生ストーリーからブランドコンセプト・アイコニックモデルの紹介・購入方法まで、ブランドの全体像を丁寧に解説します。私自身がGERALDというモデルを所有しており、実際の所有体験もお伝えします。
yellows plusってどんなブランド?yellows plus(イエローズプラス)は、デザイナー・山岸稔明氏(やまぎし としあき)が2001年に設立した日本の眼鏡ブランドです。「時代を問わず美しいとされるかたちを追求する」というコンセプトのもと、流行に左右されないクラシックフレームを一貫して作り続けています。
製造はすべて福井県鯖江。世界の眼鏡の約95%を生産するといわれるこの産地で、職人の手仕事によって丁寧に仕上げられるフレームは、品質・デザイン・耐久性のすべてにおいて高いレベルを実現しています。
国内では「知る人ぞ知る」ブランドとして根強いファンを持ち、世界では欧米のセレクトショップやメガネ専門店で確かな評価を得ています。
山岸氏は、yellows plus設立以前から多くのOEM制作に携わってきた経歴を持つデザイナーです。業界の内側を知り尽くしたうえで独立し、自分のブランドを立ち上げました。
ブランド設立の2001年当時、眼鏡業界では機能性を全面に押し出したフレームが注目を集めていました。山岸氏が最初にどんな方向性を選んだか——それは後のブランドの歴史を語るうえで欠かせないターニングポイントになります。
私がyellows plusを知ったきっかけは、YouTubeでした。思えばほとんどの眼鏡情報を、YouTubeから得ているかもしれません。普遍的な様式美を追求するブランドで、クラシックでありながらもモダン。そのバランスが絶妙なモデルを数多く輩出しています。海外からの評価も高く、長く使える眼鏡を手に入れたいなら欠かせないブランドだと感じています。
yellows plus設立当初、山岸氏は当時のトレンドである高機能フレーム路線に沿った製品展開を試みていました。しかし、自分が本当に作りたいものとの乖離を感じ続けた結果、2003年前後に大きな決断をします。高機能路線を捨て、自身が長年愛してきたクラシックフレームの世界へ完全に転換したのです。
この決断は、ブランドとしての「迷走」ではなく、デザイナーとしての正直さの表れといえます。「売れそうなもの」より「自分が信じるもの」を選んだこの転換が、現在のyellows plusの本質を作り上げました。
yellows plusのコンセプトは「時代を問わず美しいとされるかたちを追求する」です。この言葉が意味するのは、単なる「クラシックデザインを作る」ということではありません。
ファッションには必ずトレンドのサイクルがあります。しかしyellows plusのフレームは、そのサイクルの外側にあるものを目指しています。10年後に見ても「古い」と感じさせない——むしろ時間が経つほど馴染み、愛着が深まる。そういうフレームの形を探し続けることがブランドの核心です。
yellows plusは国内だけでなく、世界の眼鏡シーンでも確かな地位を築いています。その評価は「有名になったから」ではなく、「本物だから」評価された経緯に説得力があります。
yellows plusはパリで開催される世界最大規模の国際眼鏡展示会「SILMO(シルモ)」に参加しています。SILMOは眼鏡業界のプロ——バイヤー・メディア・デザイナー——が世界中から集まる場です。
この舞台で日本のクラシックフレームを提示したことで、yellows plusは欧米の目利きたちから注目を集めました。国際評価のスタートラインに立ったのがSILMO参加であり、それ以来、ブランドは着実に海外での存在感を高めてきました。
yellows plusはニューヨークの名門アイウェアセレクトショップ「ROBERT MARC」でも取り扱われています。ROBERT MARCは、世界中の優れたアイウェアを厳選して扱うことで知られるニューヨーク有数のショップです。
ここに並ぶということは、世界のバイヤーが「yellows plusを取り扱う価値がある」と判断したことを意味します。生産地・デザイン・品質のすべてが世界基準を満たしていることの証明といえます。
yellows plusがすべてのフレームを福井県鯖江で製造し続ける理由は、品質へのこだわり以外のなにものでもありません。
福井県鯖江市は、世界の眼鏡フレーム生産に深く関わってきた産地です。明治時代から続く眼鏡製造の歴史の中で、素材加工・研磨・組み立て・仕上げのすべてに高い技術を持つ職人が集積しています。
鯖江で作られるフレームは、素材の選定から最終検品まで、すべての工程において高い精度を維持できます。yellows plusがこの産地にこだわるのは、デザインのコンセプトを実現できる技術がここにあるからです。
yellows plusのフレームにはアセテート素材がよく使われています。アセテートはセルロースを原料とした素材で、発色の豊かさ・肌なじみの良さ・経年変化による味わいの深さが特徴です。
機械で大量生産できないこの素材を、職人が一本一本丁寧に削り出し、磨き、仕上げていく工程がyellows plusの品質を支えています。また、チタン素材を組み合わせることで軽量性と強度を両立させたモデルも展開しており、素材へのこだわりはデザインと同じレベルで追求されています。
yellows plusのアイコニックモデルを一挙紹介yellows plusには、長年にわたって愛され続けているアイコニックモデルがいくつか存在します。それぞれに個性があり、どのモデルを選ぶかでまったく異なる印象になります。
MARLON、GRANT、BECCA、GERALD、MIKE——探せば数えきれないほどの名作ぞろいです。G.B.Gafasというお店はyellows plusの別注モデルも手がける国内屈指のパートナーショップで、ラインナップが充実しているそうなので、是非とも伺って直接手に取ってみたいです。
BECCAはyellows plusを代表するモデルのひとつで、クラウンパント型のアセテートフレームです。クラウンパント(panto)とは、上部が直線的で下部が丸みを帯びた形のこと。1950〜60年代のフランス眼鏡からインスパイアされたシェイプを、現代の素材と製法で再解釈した一本です。
チタン製のノーズパッドが組み込まれており、鼻への負担を軽減しながら安定した掛け心地を実現しています。価格は39,600円(税込)。長年ラインナップに残り続けるロングセラーは、その完成度の高さを証明しています。
GRANTはyellows plusの中でも知的な印象が強い多角形シェイプのモデルです。角ばったラインの中に丸みを取り入れた形が特徴で、オンでもオフでも使いやすいバランスを持っています。サングラスバージョンも展開されており、眼鏡・サングラスの両方でyellows plusの世界観を楽しみたい人に向いている一本です。
MARLONは、yellows plusのクラシックな世界観と現代的な着用感のバランスをうまく取ったモデルです。詳細なスペックは正規取扱店や公式ページで確認することをおすすめしますが、代表の「名作揃い」という評価が示すように、ブランドの軸をしっかりと体現している一本です。
GERALDは多角形シェイプを持つモデルで、日本製・価格36,300円(税込)。複数のカラーバリエーションが展開されており、顔の形や好みに合わせた選択ができます。
私が実際に所有しているのが、このGERALDです。
私はラウンドシェイプの眼鏡をまだ持っていませんが、とても気になっています。でも、なかなか挑戦できない——そうした中で、GERALDは丸みのあるオクタゴンシェイプ!「これだ!」と思い、お店で確認。美しい形で個性的——即決に近い形で手に入れました(笑)。正直、少し癖のある眼鏡ではありますが、コーディネートしがいのある一本!間違いなくお気に入りの一つです。
yellows plusはどんな人に向いているブランドか?yellows plusは、すべての人に向いているブランドではありません。それがむしろ、このブランドの誠実さだと思っています。
yellows plusのフレームは、今シーズンのトレンドとは無関係に設計されています。そのため「流行に合わせて毎年替えたい」という人には向いていません。一方で、5年・10年と使い続けられる一本を探している人には、非常に高い満足度を与えてくれるブランドです。
「その年に流行ったもの」ではなく「自分のスタイルを確立したもの」を身につけたいと考えている人にこそ、yellows plusは本領を発揮します。
「日本製=実用的・丈夫」というイメージだけでは、yellows plusを正しく説明できません。このブランドは、鯖江の職人技術を使いながら、パリやニューヨークで通用するデザインを実現しています。日本製の品質と世界で評価されたデザインの両方を求める人には、最良の選択肢のひとつです。
yellows plusのフレームは概ね3〜5万円前後の価格帯が中心です。BECCA(39,600円)・GERALD(36,300円)の価格からも分かるように、大手チェーンの均一価格帯とは異なるゾーンに位置します。
購入はオンラインではなく、全国の正規取扱店(セレクトショップ・独立系眼鏡店)での試着をおすすめします。フレームの形・重さ・掛け心地は実際に掛けてみなければ分からない部分が多く、yellows plusのような上質なフレームほど「試着の体験」が購入後の満足度に直結します。正規取扱店はyellows plusの公式サイト(yellowsplus.com)からご確認ください。
確認できている価格としては、BECCAが39,600円(税込)・GERALDが36,300円(税込)です。全体的に3〜5万円台が中心となっており、大手チェーンのプライスゾーンとは異なります。ただし価格はモデルや素材によって異なるため、最新情報は正規取扱店または公式サイトでご確認ください。
yellows plusは全国のセレクトショップ・独立系眼鏡店で取り扱われています。公式サイト(yellowsplus.com)のストアリストから最寄りの取扱店を調べることができます。「ネットで買って掛けてみたら合わなかった」というリスクを避けるためにも、必ず実店舗での試着をおすすめします。
国内独立系ブランドには、金子眼鏡・増永眼鏡・MATSUDAなど個性豊かなブランドが多数存在します。yellows plusが他と大きく異なる点は、「デザイナーの迷走と再出発」というストーリーを経て生まれたブランドである点と、著名人着用→国際展示会評価→ニューヨーク取扱という形で国際評価が積み重なってきた経緯です。クラシックフレームへの一貫した姿勢という意味では他ブランドとの共通点もありますが、yellows plusには独自の「物語の重み」があります。
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眼鏡選びで「まず知っておきたいブランドを把握したい」という方には、大手チェーンのラインナップも参考になります。手軽に試せる選択肢として、JINSとZoffを合わせてチェックしてみてください。
高価なフレームだからこそ、日々のケアが長持ちの鍵です。眼鏡専門家も愛用するアイテムを3つご紹介します。
セルロイドやアセテートのフレームは、使い続けると表面が白くくすんでくることがあります。眼鏡専門ブランドDJUALのポリッシングクリームを使えば、自宅で新品のような艶を取り戻せます。yellows plusはアセテートを主素材とするブランドのため、アセテートモデルにぜひお使いください。チタン・メタルフレームには不要です。
ご注意: マット加工(艶消し加工)を施したフレームには使用できません。また、レンズ部分には絶対に使用しないでください。ご使用前にフレームの仕上げをご確認ください。
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世界的光学ブランドZEISSの個包装ワイプは、全世界で年間10億個販売されている定番品。外出先でもすぐに使えて、コーティングレンズを傷めません。
ご注意: コンタクトレンズには使用できません。レンズにゴミや砂粒が付着した状態で拭くと傷がつく恐れがあります。使用前にレンズの表面をご確認のうえ、開封後はすぐにご使用ください。
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春日のキョンセームは、天然素材ならではのやさしい拭き心地が特徴。細かい繊維が油分・指紋をしっかり絡め取り、拭き傷をつけません。
ご注意: Amazon等では中国製の類似品が流通しています。正規品の春日(KASUGA)製品はパッケージおよびクロス表面(光沢面)に「春日」または「KASUGA」のロゴが入っています。ご購入の際は販売元が「春日」であることをご確認ください。
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まとめ——yellows plusが「定番」になる理由yellows plus(イエローズプラス)は、デザイナー・山岸稔明氏が2001年に創業し、高機能路線への迷走を経て2003年頃にクラシックフレームへと完全転換したブランドです。「時代を問わず美しいかたちを追求する」というコンセプトのもと、鯖江の職人技術を使いながら、パリのSILMO・ニューヨークのROBERT MARCで国際的な評価を積み上げてきました。
「今シーズンのトレンド」を求めている人には向かないかもしれません。しかし「10年後も大切にしたい一本」を探しているなら、yellows plusは必ず候補に上げるべきブランドです。正規取扱店で実際に手に取り、その重さ・質感・顔への馴染み方を確かめてみてください。きっと「これだ」と感じる瞬間があると思います。
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眼鏡選びの選択肢として、大手チェーンブランドも合わせてご参照ください。