「最近、横に長い長方形のメガネをよく見かける」「でも、スクエアと何が違うの?」「自分に似合うのかな?」。そんなふうに気になっていませんか?
この記事では、レクタングル型のメガネの特徴、スクエアとの違い、似合う顔型と選び方を整理します。天地(縦幅)の浅いモデルを選ぶときに、遠近両用レンズとの相性で気をつけたい点にも触れます。
私自身、天地の浅いレクタングルのサングラスを愛用しています。読み終えるころには、試着に行くときの目安がつかめるはずです。
レクタングル型メガネとは?スクエアとの違いは
結論からいうと、レクタングル型とは、レンズの形が横に長い長方形のメガネです。縦より横の長さが目立つので、すっきりシャープな印象になります。
境目はお店やメーカーで少しあいまい
スクエアは四角いフレーム全般を指すことが多く、レクタングルはその中でも横長のものを指す場合があります。どこからがレクタングルかという明確な線引きはなく、お店やメーカーによっても呼び方が異なります。
そこでこの記事では、便宜的に「天地幅が浅く、横幅が目立つ長方形」をレクタングルとして扱います。あくまでこの記事内での定義です。
ウェリントンとの見分け方
ウェリントンは、一般に上辺がやや太く、下辺に丸みのある逆台形に近い四角形です。レクタングルは上下の線がまっすぐ平行に近く、よりシャープに見えます。
形ごとの違いをまとめて知りたい方は、こちらの記事が役立ちます。
「自分には似合わない」は思い込みかも。眼鏡フレームの形を知ると世界が広がる
今レクタングルが注目されている背景
レクタングルは、2026年のトレンド予測に挙がっている形です。
眼鏡市場は公式Xアカウントで、2026年のメガネトレンド予測として「60sリバイバル シャープな『レクタングル(長方形)』の復権」を、注目の新潮流のひとつに挙げています。これは予測であり、売れ行きの数字ではありません。
海外でも、70s・90s・2000年代初頭のレトロな形の回帰が語られています。過去のデザインが、今の素材やサイズ感で戻ってくる流れの中で、レクタングルも注目されているといえます。
似合う顔型と選び方のポイント
結論として、顔型は目安にとどめ、「天地幅」と「かけたときの収まり」で選ぶと失敗しにくくなります。
顔型の目安
一般には、直線的なフレームは丸顔のやわらかさを引き締め、横長のシルエットは面長の縦の長さを目立ちにくくするといわれます。一方、顔の輪郭が角ばっている方は、厚みや丸みのあるモデルとの相性を試す考え方もあります。
ただし、これはあくまで目安です。顔型だけでは、似合うかどうかは決まりません。「似合うかどうか不安だけれど気になる」という方は、こちらの考え方も参考になります。
眼鏡はデザインから選んでいい。顔型より「好き」を優先する選び方
サイズは「天地幅」と「レンズ幅」を見る
レクタングルは天地幅の浅さが魅力です。そのぶん、数値の違いが見た目の印象を大きく左右します。数字の読み方は、こちらで整理しています。
メガネのサイズの読み方|フレームの数字が分かれば選び方が変わる
天地の浅いレクタングルは、遠近両用との相性に注意
ここが、見落とされやすい点です。遠近両用レンズは、1枚のレンズに遠く用と手元用の度数を収める構造のため、ある程度の天地幅が必要になります。
遠近両用レンズは、レンズの縦の位置で度数が変わります。上が遠く用、真ん中が少し離れた距離用、下が手元用です。そのため天地が深いほど、手元用の範囲を広く取れます。一般に、天地幅は30mm前後が目安とされ、レンズメーカーによってはもう少し深い天地幅を推奨している資料もあります。
そのため、天地の浅いレクタングルは、遠近両用に向かない場合があります。ただし、モデルやレンズの設計によって事情は変わります。遠近両用で検討するなら、購入前に店頭でご相談ください。
老眼、始まりました。近視の私が遠近両用を選ぶまでの話と眼鏡ライフを楽しむヒント
私自身、手元の小さい文字が少し見にくくなってきました。見えなくはないのですが、つい眼鏡を外して確かめてしまいます。そのため最近は、遠近両用のレンズを入れた眼鏡が増えてきました。見え方によっては、手元を少し補助する「アシストレンズ」で済ませることもあります。
最初に遠近両用を作ったのは、ジャックマリーマージュのRIVOLI(クラウンパント)でした。次がLunetta BADAのボストンです。どちらも縦幅にゆとりのある形を選びました。
一方で、天地のやや浅いレクタングルのOG × OLIVER GOLDSMITH「Re: MUST」では、お店のキャンペーンでアシストレンズを試しました。視線を少し下げると、小さい文字も見やすくなり、手元用の役割をきちんと果たしてくれています。極端に天地が浅いモデルでなければ、レクタングルでも選択肢はあると私は感じています。
まず手頃な価格で試着してみる
レクタングルは、ほんの数ミリの差で印象が変わります。いきなり高価なモデルを選ぶ前に、手頃な価格帯で天地幅の好みを確かめる方法もあります。
「試着して比べたい」「まず1本試したい」という方は、次のチェーンで取り扱いを見てみてください。価格や在庫は変わるため、最新情報は各公式サイトでご確認ください。
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掛けこなしと私の愛用品
結論として、レクタングルは服装や場面を選びすぎず、おしゃれの引き締め役として使いやすい形です。
私が愛用しているのは、ジャックマリーマージュのWHISKEYCLONEです。天地の浅いレクタングルシェイプが好みで、サングラスとして使っています。
ジャックマリーマージュというブランドについては、こちらで詳しく紹介しています。
眼鏡の価値観が変わるブランド「ジャックマリーマージュ」の魅力とは?名作モデルも紹介
レクタングルのシェイプは、昔から好きです。眼鏡にシャープな印象を求めていたので、JAPONISMやフォーナインズの眼鏡が好みにしっかり刺さっていました。ただ、度数が強めなので、レンズの厚みが少し気になっていました。できるだけレンズ幅の短いモデルを探していたのも、今では懐かしい思い出です。
そんな中で出会ったのが、このWHISKEYCLONEです。ジャックマリーマージュは、10mm厚のアセテート生地を使った、重厚な眼鏡が多いブランドです。そのWHISKEYCLONEが、好みのレクタングルでした。購入を決めたころは、まだレクタングルがそれほど話題になっていませんでした。それでも、見た瞬間に「これは欲しい!」と思ったほどです(笑)。
私のモデルは、テンプルの芯(ワイヤーコア)が外側から透けて見える、少しカジュアル寄りのカラーです。そこで、20%前後のプラムのカラーレンズを入れて、サングラスとして楽しんでいます。休日になると、とっておきの1本としてかなりの頻度で掛けているお気に入りです。
掛けこなしは私の好みになりますが、シャツできちんと感を出したうえで、ミリタリーテイストのコートやジャケットを羽織るのが好きです。パンツはカーゴパンツか、少し濃い色のデニムを合わせます。モードな雰囲気になりますが、そういう装いが好きなので、この組み合わせで楽しんでいます。
まとめ
レクタングル型の眼鏡は、横に長い長方形で、天地幅が浅くシャープな印象のフレームです。スクエアとの境目はあいまいなので、まず「天地幅」と「レンズ幅」の数字で見比べるのがおすすめです。
選ぶときは、顔型を目安にしつつ、試着して決めるのが近道です。遠近両用を考えている方は、天地の浅いモデルが合うかどうか、事前に店頭で確認してください。
まずは試着で、自分に合う縦幅を探してみませんか?気に入る1本が見つかれば、毎日のおしゃれがもっと楽しくなります。
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