メガネのサイズの読み方|フレームの数字が分かれば選び方が変わる

メガネを選ぶとき、フレームの内側に刻まれた「52□18-140」のような数字を見て、意味が分からず困ったことはありませんか?

この数字を読めるようになるだけで、メガネ選びが格段に楽になります。特にオンラインで購入する場合や、度付きレンズを使っている場合は、サイズ選びが仕上がりを大きく左右します。この記事では、数字の意味から自分に合うサイズの選び方まで、丁寧に解説します。


メガネのフレームに書かれた数字、読めていますか?

メガネのサイズ表記は、レンズ幅・ブリッジ幅・テンプル長の3つの数字で構成されています。この3つを把握するだけで、サイズ選びの8割は解決します。

3つの数字が表すもの(レンズ幅・ブリッジ幅・テンプル長)

フレームの内側には、たとえば「52□18-140」のような形で数字が刻印されています。それぞれの意味は以下のとおりです。

表記名称意味
52レンズ幅レンズの横幅(ミリ)
ボックス記号区切りのマーク(詳細は後述)
18ブリッジ幅両レンズをつなぐ鼻部分の幅(ミリ)
140テンプル長耳にかける部分(つる)の長さ(ミリ)

この3つの組み合わせが、フレームのサイズを決定します。最初はどれがどれか分からなくても、一度覚えてしまえばどのフレームでも同じルールで読めます。

□(ボックス記号)の意味とは

□は「ボックス法」という国際規格に基づいた区切りのマークです。レンズの横幅と縦幅を囲む仮想の四角形(ボックス)を基準に幅を測ることから、この名前がついています。サイズを読む際には「数字を区切る記号」として認識すれば問題ありません。

私は眼鏡に関するYouTubeチャンネルをよく見ていたので、このサイズ表記については購入前から知識として持っていました。「記号の意味が分からないまま買うのが不安」という気持ちはよく分かります。事前に調べておくだけで、店頭でもオンラインでも格段に選びやすくなります。


各サイズの意味と選び方のポイント

数字の意味が分かったら、次は「自分にはどのサイズが合うか」を考えましょう。

レンズ幅:黒目の位置がすべての基準になる

レンズ幅は、左右のレンズそれぞれの横幅です。一般的なサイズは44〜58mm程度で、平均は50〜52mm前後です。

選ぶ際の基準は「黒目がレンズの中央付近に来るか」どうかです。黒目がレンズのふちに近すぎると、見た目のバランスも崩れますし、度付きレンズの場合は視線のズレが起きやすくなります。

  • 小さめ(〜48mm):スマートでシャープな印象
  • 標準(49〜53mm):癖がなく多くの顔型に合いやすい
  • 大きめ(54mm〜):存在感があり、トレンド感のある印象

ブリッジ幅:鼻幅と合わせて選ぶ

ブリッジ幅は、両レンズをつなぐ鼻パッド間の距離です。一般的なサイズは14〜22mm程度です。

ブリッジ幅が鼻の幅より広すぎると、フレームが下にずり落ちやすくなります。逆に狭すぎると鼻に跡がついたり、圧迫感を感じたりすることがあります。実店舗で試着するとき、鼻へのフィット感を必ず確認してください。

テンプル長:耳の後ろへのフィット感を決める

テンプル(つる)の長さは、耳の後ろへの掛かりやすさを決めます。一般的なサイズは130〜150mm程度で、平均は140mm前後です。

テンプルが短すぎると耳の手前で終わってしまい、長すぎると耳の後ろで余ってしまいます。アジア人は欧米人に比べて顔が平らなため、日本国内向けモデルは「アジアンフィット」として設計されているものが多く、フィット感が良い場合があります。

フレーム幅:顔幅に合わせる目安

フレーム幅とは、フレーム全体の横幅(レンズ幅×2+ブリッジ幅)です。自分の顔幅と近いサイズを選ぶのが基本です。

顔幅が分からない場合は、今持っているメガネのフレーム幅を測るか、数字から計算(レンズ幅×2+ブリッジ幅)することで目安が分かります。


度付きレンズを使う人がサイズにこだわるべき理由とは?

度付きレンズを使っている方には、サイズ選びがより重要な意味を持ちます。「見た目の問題だけでしょ」と思っている方は、ぜひこのセクションを読んでください。

レンズ幅が広いとレンズが厚くなりやすい

度付きレンズは、レンズが大きくなるほど厚みが増します。これはレンズの加工上、避けられない特性です。近視の方(凹レンズ)はフチが厚くなり、遠視の方(凸レンズ)は中央が厚くなります。

レンズ幅を1サイズ小さくするだけで、レンズの厚みを抑えられることがあります。薄型レンズに加工代を払う前に、まずフレームのサイズを見直すのも有効な方法です。

私は度数が強めなので、レンズ幅のサイズ選びにはとくに気を遣っています。知識が少なかった頃は51mm前後のフレームを選びがちで、レンズの歪みが気になっていました。今は46mm前後の小さめフレームを意識して選ぶようになり、レンズの厚みが目に見えて目立たなくなりました。「薄型加工にお金をかける前に、まずフレームのサイズを見直す」という視点は、度数が強い方にこそ知ってほしいポイントです。

光学中心と瞳孔間距離(PD)のズレを防ぐ

PD(瞳孔間距離)とは、左右の瞳の中心間の距離のことです。度付きレンズは、このPDに合わせて「光学中心」と呼ばれる最も見やすいポイントが設定されます。

レンズ幅が広すぎると、光学中心と実際の瞳の位置がズレやすくなります。このズレが大きいと、プリズムというひずみが生じ、疲れ目や頭痛の原因になることがあります。フレームを選ぶ際にPDを意識するだけで、快適さが大きく変わります。

なぜだと思いますか? 同じ度数のレンズでも、フレームのサイズが違うだけで見え方・疲れやすさが変わることがあります。それだけサイズと光学の関係は密接なのです。


度なし(ファッション用)なら大きめを選ぶのもアリ

度のないファッション用メガネをお使いの方は、サイズ選びの自由度が格段に広がります。機能面よりも「似合うかどうか」を優先できるので、ぜひファッションとして楽しんでください。

抜け感・リラックス感を演出する大きめフレームの選び方

近年のトレンドとして、顔より少し大きめのフレームを選ぶスタイルが人気です。大きめフレームは以下のような印象を与えます。

  • こなれ感・おしゃれ感が出やすい
  • 目元が印象的になり、メイクとの相性がよい
  • リラックスしたナチュラルなスタイルに合いやすい

ただし、大きすぎると顔が隠れてしまい、逆に重たい印象になることもあります。「少し大きめ」程度を意識するとバランスが取りやすいです。

サイズにこだわりすぎなくていいケース

度なし用途では、サイズの数字よりも実際に顔に当ててみた印象を優先しましょう。次のような場合は、数字に縛られすぎないことをおすすめします。

  • 今のスタイルに変化をつけたいとき
  • あえてオーバーサイズでトレンド感を出したいとき
  • 似合うと思ったフレームが標準より少し大きめだったとき

大きめのフレームを試してみたい気持ちは正直あります。ただ、度が強い分どうしてもレンズサイズへの配慮が必要になるので、なかなか選びにくい領域です。コンタクトレンズを使いながら度なしのファッションフレームを楽しむという選択肢もあるので、いずれ試してみたいと思っています。


今持っているメガネからサイズを確認する方法

自分に合うサイズを知る一番手軽な方法は、今使っているメガネの数字を確認することです。

フレームの内側を見る(刻印の場所と読み方)

フレームの内側(テンプルやブリッジ付近)に数字が刻印されています。多くの場合、右テンプルの内側に「52□18-140」のような形で記載されています。

数字が小さくて見えにくい場合は、スマートフォンのカメラで拡大撮影すると確認しやすいです。

オンライン購入時に活用する手順

今のメガネの数字を確認したら、以下の手順でオンライン購入に活用できます。

  1. 今のメガネのレンズ幅・ブリッジ幅・テンプル長を書き留める
  2. 購入したいフレームのサイズ欄と照らし合わせる
  3. 近いサイズのものを選ぶ(±2mm程度は許容範囲)
  4. 気になる場合はバーチャル試着ツールを活用する

オンラインで購入する際は、返品・交換の可否も必ず確認しておきましょう。

自分のサイズが分かったら、次はオンラインでお気に入りのフレームを探してみましょう。今持っているメガネの数字をそのまま活用できます。


まとめ:自分のサイズを知るとメガネ選びが楽しくなる

メガネのサイズは「52□18-140」という3つの数字で表されています。レンズ幅・ブリッジ幅・テンプル長の意味を知れば、店頭でもオンラインでも、自信を持ってフレームを選べるようになります。

特に度付きレンズを使っている方は、レンズ幅がレンズの厚みやPDとの関係に影響することを覚えておくと、快適さが大きく変わります。度なしの方はサイズを参考にしつつも、大きめのフレームでファッションとして楽しむ選択肢も積極的に試してみてください。

まずは今使っているメガネのフレームの内側を確認するところから始めてみましょう。それだけで、次のメガネ選びがきっと変わります。


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