「薄色カラーレンズ、度付きで作れるのかな」と悩んでいませんか?おしゃれに見えるけど、自分の度数でも対応してもらえるのか、費用がいくらかかるのか、今使っているフレームのレンズだけ交換できないのか——不安な点が多くて踏み出せない方は多いと思います。この記事では、度付きで薄色カラーレンズを作るときの費用・納期・強度数対応の条件・レンズ交換の判断基準まで、実体験を交えながら解説します。
薄色カラーレンズは度付きで作れる?まず知っておきたい基本
結論からお伝えします。薄色カラーレンズは度付きで作れます。
近視・遠視・乱視いずれの度数でも対応している眼鏡店がほとんどで、「度付きのカラーレンズ」として普通に注文できます。特別な手続きや資格は不要で、通常の眼鏡を作るときと同じ流れで進められます。
眼鏡レンズにはクリアレンズ・カラーレンズ・調光レンズ・偏光レンズなどさまざまな種類がありますが、カラーレンズはそのうちの一種で「染色加工を施したレンズ」として作られます。度入りのレンズに染色するだけなので、注文の流れは度なしカラーレンズと基本的に同じです。
眼鏡レンズの種類についてはこちらの記事もあわせてどうぞ。
→ デモレンズって何?眼鏡レンズの種類と正しい選び方をわかりやすく解説
クリアレンズと同じ感覚で注文できる理由
フレームを選んで視力を測定し、「カラーを入れてください」と伝えるだけで対応してもらえます。カラーオプションは別途料金がかかりますが(詳しくは次のセクションで解説します)、注文方法は通常の眼鏡と変わりません。
ただし、フレームの形状によってはカラーレンズ対応が難しいケースがあります。リムレス(フチなしフレーム)や一部の特殊形状フレームでは、染色加工時のレンズの強度が問題になることがあるため、購入前に店舗スタッフへ確認することをおすすめします。
私が初めて薄色カラーレンズを注文したのは、今から2年ほど前のことです。当時愛用していたレイバンのウェイファーラーを、クリアレンズで使っていました。ただ、ウェイファーラーはサングラスの方が似合う気がして、レンズ交換を決めました。OWNDAYSには他店で購入したフレームのレンズ交換サービスがあります。店舗に直接相談したところ、店員さんが快く対応してくれました。レイバンといえばグリーンのイメージが強く、色はすぐに決まりました。夜間でも使いたかったので、濃度は25%を選びました。ただ後になって、濃度25%は夜間運転にはあまり適さないと知り、「15%にしておけばよかったかな」と少し反省しています。仕上がりまで1週間ほどかかりましたが、掛けてみると渋くてかっこよく、今でもよく愛用しています。
度なしとの違い——色の出方とレンズの厚みに差が出る
度付きカラーレンズと度なしカラーレンズの大きな違いは、「レンズの厚みによる色の見え方の差」です。
度なしレンズは均一な厚みで仕上がるため、染色も均一に入ります。一方、度付きレンズはレンズの中心と周辺で厚みが異なります。特に近視が強い場合(マイナスの度数が大きい場合)は周辺部が厚くなるため、周辺部の色がやや濃く見えることがあります。
ただし、薄色(濃度10〜25%程度)であればこの差は目立ちにくいです。濃い色(50%以上)と比べると視覚的な差異はほとんど気にならないという声が多く、日常使いには十分問題ないレベルです。
実際にかかる費用と納期の目安
フレーム代とカラー加工代——内訳を整理する
薄色カラーレンズを度付きで作るときの費用は、「フレーム代+レンズ(度数込み)代+カラーオプション代」の3つで構成されます。
| 項目 | 費用の目安 |
|---|---|
| フレーム代 | ブランド・価格帯による |
| レンズ代(度数込み) | 店によってフレーム代に含まれる場合と別途の場合がある |
| カラーオプション代 | +¥3,300〜¥4,400程度(税込)※店舗・時期により異なる |
例えばZoffやJINSでは、フレーム価格にレンズ代が含まれており、カラーオプションを追加する場合は¥3,300前後の追加料金が目安となります。価格は改定されることがあるため、最新の情報は各店舗でご確認ください。
薄型レンズとカラーを両方選ぶ場合、薄型レンズのオプション料金が別途加わることがあります。JINSでは薄型レンズへのアップグレードが無料のケースが多いですが、Zoffでは別途料金が発生する場合があります。購入前に必ず確認しましょう。
費用は私がよく利用するお店の話なので、一概には言えません。OWNDAYSでは、レンズ交換代とカラー加工代を合わせて1万円台前半でした。お世話になっているセレクトショップでは、レンズ代込みで約2万円ほどです。カラー加工代だけで見ると、4千円程度が目安でした。どちらも他店で購入したフレームのレンズ交換で対応してもらいました。あまり使わなくなった眼鏡をサングラスとして復活させるのは、おしゃれの幅が広がっておすすめです。初めての方は、まずOWNDAYSで試してみるのもいいかもしれません。
即日仕上がる店・7〜10日かかる店の違い
カラーレンズは染色工程が加わるため、通常のクリアレンズより納期がかかります。一般的な目安は以下の通りです。
| 対応パターン | 納期の目安 |
|---|---|
| 店内に染色設備あり(独立系・専門店) | 最短当日〜翌日 |
| 発注型(大手チェーン) | 7〜10日程度 |
| 特注・度数が特殊な場合 | 10日〜2週間程度 |
ZoffやJINSなどの大手チェーンでは、カラーレンズは基本的に発注対応となり、7〜10日ほどかかると考えておくと安心です。旅行前や急ぎのときは、染色設備を持つ独立系の眼鏡専門店に問い合わせる方法もあります。
強度数・乱視でも薄色カラーレンズを作れる条件
「自分の度数が強いから無理かもしれない」と心配している方へ。カラーレンズに度数を入れられるかどうかは、「度数の強さ」よりも「フレームの形状」と「レンズの種類の組み合わせ」に左右されます。
基本的には近視・遠視・乱視どの度数でも対応可能です。ただし、以下の条件によって制限がかかる場合があります。
度数の強さがカラーの仕上がりに影響する理由
近視の強い方(例:-6.00以上)の場合、レンズの周辺部が厚くなります。これにより、染色後に中心部と周辺部で色の見え方がやや異なることがあります。ただし薄色(10〜25%)では目立ちにくく、日常使いでは問題ないレベルです。むしろ度数が強い場合、濃度10%程度の薄いカラーを入れることで、レンズの縁の厚みが目立ちにくくなるというメリットもあります。
自分の度数の読み方や表記が分からない場合は、こちらも参考にしてみてください。
→ 眼鏡の度数の見方・読み方完全ガイド
強度乱視(乱視成分が±2.00以上など)の場合、通常の球面・片面非球面レンズよりも「両面非球面レンズ」の方が見え心地が良くなります。カラーレンズとの組み合わせが可能かどうかは、店舗スタッフに確認しておくと安心です。
これはあくまで個人的な印象ですが、カラーレンズを入れるとレンズのゆがみが目立ちにくくなると感じます。レンズの厚みも、以前より気にならなくなりました。この感覚は、濃度15%でも十分に感じられました。カラーレンズにするだけでおしゃれな印象になるので、私はいいことばかりだと感じています。
薄型レンズ(高屈折率)とカラーの組み合わせ——相性と選び方
度数が強い場合、薄型レンズ(高屈折率レンズ)を選ぶと見た目がスッキリします。高屈折率レンズとカラーの組み合わせは技術的に可能ですが、注意点が1つあります。
屈折率が高いほど、カラーの色が若干暗く(鈍く)入りやすい傾向があります。これは屈折率の違いによる染色特性の差で、ブルー系・グレー系で気になることがあります。明るいトーンを保ちたい場合は、濃度を10〜15%程度に抑えるのが無難です。
また「高屈折率レンズ=軽くなる」は誤解です。薄くはなりますが、比重の増加により重さはほとんど変わりません。この点はご注意ください。
薄色カラーレンズ以外に調光レンズも気になっている方は、こちらも参考にしてみてください。
→ カラーレンズ・調光レンズ・偏光レンズの違いと選び方
今使っているフレームにカラーレンズを入れられるか?
「新しくフレームを買わず、今使っている眼鏡のレンズだけカラーに交換できないか」と考える方も多いと思います。答えは、ケースによります。
レンズ交換が向いているケース・向いていないケース
| ケース | 判断 |
|---|---|
| フレームが比較的新しく、状態が良い | レンズ交換がおすすめ |
| 購入店と別のお店でレンズ交換したい | 持ち込みOKの店なら対応可能(¥7,700〜が目安) |
| フレームが古く、丁番やコーティングが劣化している | フレームごと作り直す方がベター |
| リムレス(フチなし)・特殊形状フレーム | 店舗に要確認(断られる場合あり) |
JINSでは他社フレームの持ち込みでもレンズ交換に対応しており、カラーレンズを入れる場合は¥7,700前後が目安です(度数・オプションにより変動)。眼鏡市場では一律¥11,880のレンズ交換代にカラーオプション¥3,300が加算される形です。いずれも価格は変動するため、店舗での確認をお願いします。
フレームが手元にある場合は、まず店舗スタッフに見せて「これにカラーレンズを入れられますか?」と聞いてみるのが一番確実な方法です。
室内でも浮かない濃度の目安——10〜20%という選択
普段の度付き眼鏡をカラー化するなら、室内でも違和感なく使える濃度選びが重要です。
カラーレンズの濃度は染色の濃さを示します。大手レンズメーカーHOYAのカラーレンズブランド「アリアーテ トレス」では10%・15%・25%の濃度展開があり、一般的に薄色カラーレンズとして使われるのは10〜20%程度です。
| 濃度 | 透過率の目安 | 主な使用シーン |
|---|---|---|
| 10% | 約90% | 室内・デスクワーク・ビジネスシーン |
| 15% | 約85% | 室内外兼用・普段使い |
| 25% | 約75% | 屋外多め・ライトなサングラス感覚 |
初めて薄色カラーレンズを試すなら、10〜15%から始めるのが安心です。色の種類はグレー・ブラウン・ブルーなど多彩なバリエーションがあり、店頭のカラーサンプルで実際の見え方を確認してから選ぶことをおすすめします。
私はこれまでに、グリーン・ブルー・ネイビー・グレー・パープル・プラム・ブラウンと、いろいろな色を試してきました。濃度は15%と25%の両方を使った色もあります。職場でも目立ちにくいのは濃度15%が前提ですが、その中でも色による違いを感じます。目立ちにくい順に並べると、グレー・ブラウン・ネイビー・グリーンという印象です。プラムとパープルは少し目立ちそうな印象があり、職場にかけていったことはありません。逆に、大人っぽく見えるのはプラムやパープルだと感じます。ブルーは少し若めの方に似合う印象がありますが、こちらもおしゃれに見えます。もちろん、ネイビーやグリーンもおしゃれです。あまり印象を変えたくない場合は、グレーやブラウンがおすすめです。ただし、これはあくまで私個人の印象なので、実際にお店で合わせてみることをおすすめします。色選びでおすすめの方法は、カラーサンプルを手の甲に当てて客観的に見ることです。これは、あるYouTubeチャンネルで紹介されていた方法です。手の甲と顔の色は、日焼け具合などが似ていることが多いといわれます。手の甲に当てることで、顔に乗せたときの色を客観的にイメージしやすくなりますよ。
薄色カラーレンズを度付きで試してみたい方は、ラインナップが豊富なZoff・JINSから始めるのがおすすめです。薄色オプションの取り扱いや料金も、スタッフに気軽に相談できます。
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まとめ——薄色カラーレンズを度付きで始めるためのチェックリスト
この記事では、薄色カラーレンズを度付きで作るときのポイントをまとめて解説しました。最後に、お店に行く前のチェックリストとしてまとめます。
薄色カラーレンズを度付きで作る前のチェックリスト
- 自分の度数(SPH・CYL)を確認しておく
- 希望するフレームがカラーレンズに対応しているか、事前に店舗へ確認する
- 濃度と色の種類をあらかじめ絞り込んでおく(10〜15%がおすすめ)
- 薄型レンズとの組み合わせが必要かを検討する(強度近視の場合)
- 今持っているフレームへのレンズ交換か、新規購入かを決めておく
- 納期(7〜10日程度)を考慮して注文タイミングを決める
薄色カラーレンズは、普段使いの度付き眼鏡をワンランクおしゃれに変えてくれるアイテムです。強度数・乱視でも作れるケースがほとんどですので、まずは近くのZoffやJINSのスタッフに相談してみてください。
調光レンズと薄色カラーレンズで迷っている方は、こちらも参考にどうぞ。
→ 調光レンズを買う前に知っておきたいこと
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